第1章 概要
コールエントリとは
DMシステム2の提供する各種機能をマシン語プログラムから簡単に利用できるようにしたものです。
指定のレジスタへ数値を代入し、コールエントリのアドレスにあるマシン語プログラムを実行することで、マシン語プログラム上からDMシステム2の機能を操作することができます。
コールエントリのルール
一部のコールエントリを除いてスロット変更は必要ありません。普通のBASIC環境(ページ0から順に MainROM:MainROM:MainRAM:MainRAM)から、インタースロットコール “CALSLT(001CH/MainROM)”を使って呼び出しても良いですし、あらかじめページ1を“ENASLT(0024H/MainROM)”でメインRAMに切り替えておいてから直接 CALL しても構いません。
特殊なのは“互換BIOS”と“ブロック転送(ページ0)”で、「ページ0に配置されたドライバ」でのみ利用可能です。つまり、BGMドライバ・SEドライバ・PCMドライバを開発する人向けのコールエントリです。