MSXで楽しむチップチューン。MGSDRVをご紹介します。
最近、巷ではチップチューン(ChipTune)なるジャンルの音楽が静かなブームになりつつあります。昔の音源ICの生音を使用した、ポップ感溢れるこの独特なサウンドはコンピュータゲームのゲームミュージックが起源となっています。
1983年に登場したMSXパソコンでは、チップチューンという名称が生まれるずっと前からプログラミングによる音楽演奏の文化がありました。古くはコンピュータ雑誌へのBASICプログラムの投稿に始まり、1990年頃に普及したインターネットの前身である“パソコン通信”の場において、MSXにおけるチップチューンの音楽流通はピークを迎えました。なにしろ昔はMIDIといった便利な規格も無く、ましては録音(サンプリング)など技術的に不可能なので、パソコンに内蔵されたチープな音源ICを用いて音楽を演奏するしか手段が無かったのですから。
当クラブで配布する“MGSDRV”も、MMLと呼ばれるプログラミング言語を用いて、音楽データを音源ICへちまちま命令してゆく音楽ツールです。ルールや制約が多いほど面白いこのチップチューンの世界に、MSXパソコンとMGSDRVで足を踏み入れてみませんか。
MGSDRVとは
- 8bitパソコン、MSXの主要な音源であるPSG、FM音源(MSX-MUSIC, YM-2413/OPLL)、SCCを用いて最大17音まで演奏出来る、Musicドライバです。
- MSXの1/60秒のタイマー割り込み機能を用い、音楽を演奏しながら他の処理と並列動作させるBGM機能を搭載しています。
- MGSDRVはフリーソフトウェアです。どなたでも無償で自由にMGSDRVを楽しむことができます。
- 80年代の“パソコン通信”主流の頃から広く普及しており、数多くの作品(=データ)が発表されています。
- MGSDRVはAin.氏が開発しました。現在では当クラブ(ギガミックス)がサポートを行っております。
※SCCは
コナミ株式会社のウェーブ音源ICです。
※Ain.氏は現在MSX用フリーソフトウェアのサポートを一切行っておりませんので、MGSDRVに関するご質問は当クラブまでお寄せください。
動作環境
- MSX2 (VRAM 64KB以上)
- MSX2+
- MSX turbo R
- MSXエミュレータの動作する各種パソコン (以下、動作確認済みのもの)
- 1チップMSX → 動作例(Wiz.さん)
(更新日:2006.11.24 10:56:52)